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わくわく3KEN(健・賢・研)広場⑰
(あ~すまいりーずの読み聞かせ)
 11月15日(水)のわくわく3KEN広場、前半は、あ~すまいり~ずの皆さんに読み聞かせをしていただきました。
 今回読み聞かせをしていただいた絵本は2冊で、1冊目は「もりのかくれんぼう」という大型絵本でした。絵がとってもきれいで、金色に染まった秋の森を散歩しているような気分になる絵本でした。
 兄ちゃんとはぐれて森に迷い込んだけいこは、「かくれんぼう」という不思議な男の子に出会い、森の動物たちも集まってきて大好きなかくれんぼをすることになりました。実はこの絵本は「隠し絵」のある絵本でじーっとみていると「あ、見つけた」と思わず声が出てきそうになる絵本でした。
 かくれんぼの途中で、みんなは森と一緒に消えてしまいます。実はその森は、今はもうなくなってしまった森だったのです。最後は、いろいろと考えさせられる結末でした。
 2冊目は、「バスが来ましたよ」という絵本でした。この絵本は、和歌山市職員の男性の実話を元に書かれたもので、以前NHKの番組でも紹介されました。
 難病で視力を失った和歌山市職員の男性は10年以上にわたり、地元の小学生に助けられながらバス通勤を続けました。ある女子児童に声をかけられたのが始まりで、その児童の卒業後も後輩から後輩に「善意のバトン」がつながれてきたという、心温まる内容のお話でした。
 以上2冊の絵本の読み聞かせをしていただき、後半は一人一人が選んできた本を読みました。1冊を読み通すほどの時間を確保できませんでしたが、夜長の季節、ぜひ続きを家でも読んでほしいものです。